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「いただきます」の意味。

  • 執筆者の写真: mata-ne
    mata-ne
  • 2024年7月17日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年12月5日

こんにちは!スタッフのうのちゃんです。

スタッフ紹介以外でブログを書くのは初めてです笑

今日は私が初めて鶏を自分でさばいた日のことを書きたいと思います。

 

拙い文章ですが最後まで読んでくれると嬉しいです。

 

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現在、またね村には鶏が12羽います。

そのうち昨年の3月に生まれた鶏の中の1羽の命をいただくことになりました。

 

まずは鶏が動けないように羽交い締めにするところからスタートです。

鶏を押さえつけ羽交い締めにする、作業自体はとてもシンプル。

でもヒヨコの頃から知っていて、「昨日まで村でたくさん走って遊んでいたこの子の命を今日、私はいただくのだ」その気持ちが私の手を震えさせました。

頭では早くサッとやってあげるのが優しさだとわかっていても

なかなか心と体がついてこない、そんな状態でした。

 

羽交い締めにするとロープに片足を結びつけ、いよいよナイフで首の動脈を切って

命をいただきます。

ナイフをいれて血が落ち始めてから、心臓が止まって完全に死ぬまでの時間はすぐではなく何分か、かかります。

もう死ぬことはわかっていても必死に暴れたり、

最後の力を振り絞って生きようとしている姿をみて、私の目からは涙が止まりませんでした。

ショックとか可哀想とかそういう感情とはまた違うけれど

「ごめんね、ありがとう、いただくね」そんな気持ちが涙になって溢れてきていました。

 

命がつき、まだ温かい身体を運んで

お湯につけて羽を柔らかくしてから羽をとっていきます。

ここからはなるべく美味しく食べてあげるためにスピード勝負となります。


食べるまでが大事。可能な限り美味しくいただきました。


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