ごきげんよう!
皆さんこんにちは、mata-neスタッフのケント(キャンプネーム:くま)です!
2023年の締めくくり、またねっ子冬合宿を開催しました!
今回のテーマは、「森の達人”里山編”」です!
<日程>
12月26日(火) ~ 30日(土)
<スケジュール>
●1日目
・自己紹介オリエンテーション
・名前を呼び合ってラグビーパス!
・「しめ飾り」を作ろう!
・動物のお世話
・夜ごはん
・高学年会議(小屋作りのアイデアを!)
・シン親方が作ってくれた、みんなの家2階で就寝
●2日目
・早朝トレッキング(5時に出発して富士山と日の出を見たよ!)
・たくさんのおにぎりと朝ごはんピクニック
・地域のおっちゃんの山で「枝打ち」
・昼ごはん
・またね村の森で、子どもたちがヒノキを間伐!
・夜ごはん
・みんなの家2階で爆睡
●3日目
・動物のお世話(あした食べるニワトリはご飯を抜きます)
・朝ごはん
・本気の小屋づくり
・昼ごはん
・小屋の完成だ!
・夜ごはん(サプライズのお誕生日会!)
・高学年会議(あした食べるニワトリのメニューを考えよう!)
・どんぐりの森で野宿(みんなで作った小屋の寝心地はどうかな)
●4日目
・早朝の寒さでスッキリとした目覚め!
・朝ごはん
・ニワトリの「命をいただく」
・昼ごはん
・タグラグビー試合で駆け回る!
・高学年を中心にニワトリを調理
・夜ごはん(ニワトリの天ぷらとだし汁)
・柚子のお風呂にはいってスッキリ!
・みんなの家2階で就寝(昨夜の寒さが応えたのか、中で寝たいとの希望で)
●5日目
・動物のお世話
・朝ごはん
・帰りの荷造り
・またね村のお掃除!
・輪になって、一人ひとりの素敵なことを伝え合おう!
・合宿で感じたことや、家に帰ってからどのように過ごしたいか発表したよ!
・鹿肉ハンバーグ
・またね村を出発!(またね〜!)
合宿が始まり、"自己紹介"と"名前を呼び合うラグビーパス"で緊張がほぐれ、お正月の「しめ飾り」作りへ。
3人1組になり、声を掛け合って協力して作りました!
お飾りの意味をたんたんと一緒に学び、一人ひとりの思いがこもった「しめ飾り」が出来上がりました!
夜ごはんを食べ、高学年は小屋作りのアイデア出し!
どんな小屋を作るのか、構想から設計図づくりまで取り組みます!
今夜みんなで寝る場所は…みんなの家2階!
シン親方が作ってくれた部屋は、木の温もりたっぷりです!
2日目は早朝5時にまたね村を出発!
暗闇のなか、月明かりやヘッドライトを頼りに15分ほどトレッキング!
頂上の展望台で富士山を堪能しつつ、ご来光を待ちます。
寒いときには、身体を動かそう!と、尻相撲が白熱しました。
富士山を見ながら朝ごはんピクニックを楽しみ、次なる地、人工林へ向かいます!
伊豆に暮らして50年。里山暮らしを極めた地域のおっちゃんこと”仁科さん”と一緒に、世代を超えて木々を育てる暮らしを学び、杉の「枝払い」に挑戦しました!
鉈やノコギリを使い、枝を一本ずつ切っていきます。切る、運ぶ、教える、皆んなが交代交代に作業を分担して取り組み、林に木漏れ日が差し込みました!
切った枝は小屋作りの屋根に活用しようと持ち帰ります。
またね村に戻り、お昼ごはんを食べたら、午後からはヒノキを間伐します!
日頃から林業を行っているだいちゃんに木の倒し方を学び、ノコギリとロープのみで間伐していきます。
小屋の設計図を頼りに、必要な木を探して、間伐して、運んで、一人では出来ないことも協力して取り組んでいました!
3日目は本気の小屋作り!
きのう間伐したヒノキを柱に、長く使い続けられる小屋を建てます!
小屋を何処に建てようか、木々をどのように活かそうか、高学年のアイデアを参考に、またねっ子皆んなで木を運んで、組み立て、小屋を作ります!
どんぐりの森でお昼ごはんを食べて、ひと息休憩。
たんたんが作ってくれたサンドイッチを何個食べられるか競っていました!
ここは大人を見せつけたいと、スタッフも一緒になって口いっぱいに頬張りました。
決して自慢ではありませんが、僕が一番食べていた自信があります。
午後からは、小屋の仕上げに取り掛かります!
小枝を集めて屋根を補強し、きのう持ち帰ってきた杉の葉を屋根に敷き詰めていきます。
丸太を運んでクタクタに疲れていた子どもたちも、完成間近になると元気に張り切っていました!
そして、小屋が完成!
夜ごはんは、たんたんの絶品料理におかわりの連続。
子どもたちも、旬の食材を味わうことの楽しさを感じていたと思います!
食後にはサプライズのお誕生日会!お誕生日おめでとう!
お風呂で温まったあと、高学年は、あした命をいただくニワトリをどのように調理して食べようか会議へ。
皆んなでニワトリの命をいただくために、メニューから調理方法まで真剣に考えます。
そして決まったメニューは、ニワトリの天ぷらとだし汁。味付けは塩のみ。
ニワトリ本来の味を最大限に味わいたいと、シンプルな調理法に決めました。
そして、今夜は野宿。
出来たてほやほやの小屋で寝よう!と外へ。自分で寝たい場所を探して自由に寝ます。
小屋やデッキがあるのに、土の上に寝たがるワイルドなメンズが数人いました…。
そして4日目の早朝。
薄い寝袋に入っていた子どもは、寒さで目が覚め、管理塔の薪ストーブへ暖を取りに向かいます。だいちゃんに体温を測ってもらい、元気に回復していました!
朝食を食べてから、ニワトリのもとへ。
皆んなで大切に育ててきた、またね村のニワトリをしめて食べます。
ニワトリを捕まえる、しめる、毛をぬく、解体する。
生きた命をいただくために、一人ひとりが手を動かし、ニワトリと向き合います。
ニワトリの解体を終えてお昼ごはんを食べ、午後からはタグラグビーをすることに!
2チームに分かれ、グラウンドを走り回ります!
ゲームの初めは個々の動きに手一杯だった子どもたち。ゲーム後半では仲間と声を掛け合い、相手チームを称え、チームを超えて一つに団結しました!
試合時間の延長に延長を重ね、1時間30分ほど試合をしました。
タグラグビーを終え、高学年を中心に夕飯の調理に取り掛かります。
メニューと調理方法を共有し、皆んなで作業を分担して調理していきます!
自分たちでしめたニワトリと向き合い、一人ひとりが率先して行動している姿が素敵でした!
食前には、高学年が大切にしたい想いを伝えてくれました。
・メニュー紹介
・味付けを塩のみにした理由
・お代わりを速いもの勝ちにはしない理由
・ニワトリの部位について
・美味しく頂くことについて
いただきます。とニワトリへ感謝を伝えてから食べ始めます。
「お肉は少し硬いけれど、味に深みがある。旨い!」などなど、食レポしてくれました。
ニワトリを捕まえる、〆る、毛をぬく、解体する、調理する、食べる。
“命をいただく”ことを色々なカタチで感じた一日となりました。
そして最終日。
朝食前に行う動物のお世話、子どもたちがいつも以上に真剣です。
きのうニワトリの命を頂いて、感じることがたくさんあったんだと思います。
朝食を食べて、帰りの荷造りを終え、デッキに集います。
一人ひとりの素敵なことを伝え合い、合宿で感じたことや、家に帰ってからどのように過ごしたいか発表しました。
照れながらも仲間の素敵なところを教えてあげる、感謝を伝える大切な時間です。
合宿を振り返り、子どもたちが自分の言葉で語っている姿がとても頼もしく見えました。
最後のお昼ごはんは、たんたん特性「鹿肉ハンバーグ」。
毎日の日記でも、「たんたんのご飯が美味しいよ」「ご飯を作ってくれてありがとう」と感謝の絶えない子どもたちが大好きです。
2023年またねっ子冬合宿「森の達人”里山編”」
里山暮らしに根ざした日々の営みを学び、挑戦し、感じる合宿となりました!
僕からも個人的なふた言を。
たくさんの笑顔と感動をありがとう!
また、一緒に暮らそう!
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