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10月土の根プログラム「野生に帰ろう」

初めまして!10月の土の根プログラムに参加した、みわです!

今回は「野生に帰ろう」というテーマのもと、自然の恵を体感したり、普段の生活を違う角度で見たりと、学びがいっぱいでした!



<1日目:プログラムの説明、竹細工、干し柿・柿ジャムづくり>


mata-neと土の根プログラムについての説明から、プログラムがスタート。「10月の旧暦月名は…?」スタッフのまりもが、日本古来の考え方、季節の捉え方など、紙芝居でわかりやすく紹介してくれました。アイスブレイクもして、緊張をほぐします!






少し雨が降り始めたところで、竹を切りに向かいました。

しゃもじ、ざる、はしばこ、ふえ… 説明のために大ちゃんが持ってきた物の共通点は、漢字に竹冠がついていること!昔の人たちが、自然のものを上手に使っていたことがわかります。そしてもう一つの共通点は、今はプラスチック製ばかりだということ。






ノコギリやナイフを使って、それぞれ黙々と作業をしました。道具の扱い方を教えてもらうことで、初めての作業も安全に楽しめました!






夕飯は、飯盒でご飯を炊きました。経験者2人のおかげで最高の炊き上がり!その味に感動した私は、自分用に飯盒を買おうかと企んでいます(笑)

作った食器に盛り付けて、いただきます!竹のコップで飲む水は竹の香りがして、なんだか贅沢な気分に…!取手をつけようと、急にロープワークも始めちゃいます。 





秋の夜長に干し柿づくり。前泊していた2人が御近所さんに柿をたくさんいただきました。一日中作業を共にした仲間と、懐かしい歌を聴いたり、「10年前の自分と変わらないところは?」なんて話をしたり…。それにしても、軒先にならぶ干し柿の美しさ。あの正確さは、そう簡単には真似できませんでした。柿ジャムも作って、就寝です。







<二日目:原生林トレッキング、竹細工、振り返り>


朝食を食べてトレッキングに出発しようとすると、鹿が罠にかかったとの連絡が!残念ながらタイミングが合わず、見に行くことはできませんでした。でも、スーパーで買う肉や魚も、もともとは生きていて、処理されて、食べ物になるんだと、便利な生活の中で忘れてしまっていたことを改めて想像するきっかけになりました。

よし!深呼吸して、出発!






鹿や猪の足跡が私達を出迎えてくれます。今までは森=未知で少し怖い場所、というイメージでしたが、今回は全く怖くないどころか、もっと知りたい!とワクワクしました。だいちゃんの解説がおもしろすぎて、本で読むだけでは頭に入らないようなことも、頭にすっと入ってきます。


温度や質感を感じてみたり、木が生きる音に耳を傾けてみたり…






植物が臭いや毒を持つのは進化の証だということ、一生を終えた樹木がゆりかごとなって新たな命につながっていくこと…地球の歴史と言ったら大げさかもしれないけれど、命のサイクルを実感して、私もその一部、そのうちの一瞬なんだと思えました。








昼食後は竹細工の続きを少しして、2日間を振り返りました。それぞれの表現で締め括られ、プログラム終了!





…とはいえ、2日間のプログラムを終えた今も、土の根での学びが普段の生活につながっていることを実感しています。自分の中に生まれたもの、手に入れたものを携えて、したたかな根っこを伸ばしていきたい!


そんな養分たっぷりの土の根プロジェクトは、毎月開催されています!12月11・12日は狩猟体験です。大学生の特権を使って、ぜひ参加してみてください!

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