みなさんこんにちは!
4月の土の根のブログを担当する梨香子です。
土の根プログラム2回目の参加となりました。
時系列に沿って書いてみたので、ぜひ最後までご覧ください😊
2023年度初のmata-neイベントということで、4月のテーマは「出逢い」。
新しく事務局担当となったトッポと、4人の参加者、オーナーのだいちゃん、たんたんとともにたけのこ掘りや山菜採りを楽しみました🌸
➢1日目
・アイスブレイク
・mata-neや土の根について
・トッポによる二十四節気の紙芝居
・たけのこ掘りの説明
・いざ、たけのこ掘りへ!
・たけのこの下処理
・晩ごはん
➢2日目
・朝ごはん
・にわとりのお世話
・mata-ne村ツアー
・たんたんによる山菜についての紙芝居
・いざ、山菜採りへ!
・お昼ごはん
・振り返り
それでは、4月の土の根スタート→→→
1日目
1-1. アイスブレイク
土の根プログラムでは、まず出逢ったみんなとアイスブレイクで仲を深めることから始まります。
今回のアイスブレイクは、ふたつ!
1つ目は、息を合わせてタイミング良くペアで手を叩くゲーム。1から10までの数なのに、意外と難しくて笑いながらやりました。
2つ目は、いち・に・さんのどこかで互いの手を握るゲーム。どのタイミングで握るかは言わずに、同じタイミングで握ったペアからクリアというもの。個人的には1つ目のゲームの方が難しかったのが驚きでした😳
1-2. mata-neや土の根について
今年度初プログラム、ということもあるのでmata-neの理念について私からもご紹介したいと思います。
mata-neの理念は、
「四季を感じ楽しむ、日本文化に根ざした豊かな暮らしのお裾分け」です。
今回の山菜採りも、まさに四季を感じたり日本の文化に即した生活を経験したりできるものです。
また、土の根プログラムは「人としての根っこのなる部分を育てる」という想いで行われています。
1-3. トッポによる二十四節気の紙芝居
トッポとは、今回から土の根の事務局をつとめる森ガールこと宇野 満理加さん🌳🍃
そんなトッポが今回は、和風月明や二十四節気について、紙芝居で教えてくれました!
「和風月名」
この言葉、皆さんご存知ですか?
月の呼び名の和名のことで、卯月といえば思い当たる人もいるのではないでしょうか。
実は4月の和風月明は卯月で、4月には卯の花が咲いたり、十二支で4番目にくるのが卯(うさぎ)だったりするのが理由なのではとのこと。
「穀雨」
二十四節気のひとつである穀雨は、4/20-5/5頃に地上にあるたくさんの穀物に天からの贈り物でもある恵みの雨が降り注ぎます。
残念ながら一日目は大雨となった4月の土の根ですが、おかげで穀雨をしっかりと覚えることが出来ました😊☂️
1-4. たけのこ掘り
だいちゃんから説明を受けて、たけのこ掘りに出発です。鍬を使ってたけのこの周りを掘り、最後にたけのこの根元に鍬を差し込んで上に持ち上げます。
説明だけ書くと簡単そうなのですが、当たり前ながらとっても大変でした。根元がしっかり張っていて鍬でなかなか掘れなかったり、他の木の根っこの近くにあり掘りたい場所が掘れなかったりと、掘り進めるのが一苦労です。そして何より大変なのが、安定しない足場の中で慣れない鍬を振ることでした。
そんな中でようやく取れたたけのこは感動ものです😭
1-5. たけのこの下処理
まず包丁で大きなたけのこを切ります。皮を剥いで、鍋に入る大きさにカットしたら、水と米ぬかを入れて湯がきます。
1-6. 晩御飯
ご飯はみんなで作るのがmata-neのルール!
◎たけのこと豚キャベツ
◎エシャレットの味噌マヨ
◎ご飯とお味噌汁
掘ってからすぐに下処理をしたので、灰汁などの苦味が一切ないたけのこ料理…!とっても美味しく頂きました。エシャレットも私は初めてだったのですが、おつまみ的な感覚で楽しみました😋
2日目
2-1. 朝ごはん
7時から始まった朝食づくり。朝ごはんも、mata-neならではのひと品が✨
◎卵かけご飯
◎お味噌汁
◎たけのこのおかか和え
◎たけのことめかぶ和え
mata-neで取れる卵は、平飼い有精卵のもの。癖のない卵本来の美味しさが味わえる、mata-neだからこその贅沢な朝ごはんです🐣
※平飼い有精卵とは
伸び伸びと自由に運動できる平飼い鶏舎で、太陽の光を十分に浴びた、健康な鶏から生まれたたまごのこと。
2-2. にわとりのお世話
mata-neでは、飼いつけと表現するのはにわとりが家畜だから。私たちの命を繋いでくれるにわとりたちに、少しでも気持ちよく卵を産んでもらったり生活してもらったり出来るように掃除や餌やりを行います。この買い付けは、土の根に参加すればきっとみんな経験しますよ😊
2-3. mata-ne村ツアー
だいちゃんガイドでmata-ne村を色々と教えてもらい回りました!特に印象的で今でも戻りたい!と思うのが、少し森を入ったところにあるウッドデッキです。よく晴れた空の下で木々のざわめきを聞きながら寝るなんて、贅沢すぎるひと時です🥺願わくばもう一度時間を気にせずいきたいです。
2-4. たんたんによる紙芝居
ツアーから戻ると、たんたんが山菜について紙芝居でレクチャーしてくれました。これから採りにいく山菜はもちろん、春や秋の七草についても学びました。
七草や若菜摘みはいつから始まったのでしょうか?今から1300年ほど前の奈良時代から行われていたとされ、今も続いていると考えるとなんだか感慨深いです。
2-5. いざ、山菜採りへ!
まず向かったのは、クレソンの自生する水辺へ。落ちないように気をつけつつも、丈夫なクレソンを前にみんな一生懸命です。1束200円前後で売られているクレソンが取り放題という話にみんな意気込んで大量に取りました😂
その後、場所を移動して
アシタバ、ヨモギ、フキ、柿の葉、お茶の新芽など色々な山菜をたんたんに教わりながら採っていきました。
アシタバは、摘んだ翌日には新しい葉が生えることから明日葉というそう。フキは、根元をナイフで刈ってから上の葉っぱを落とします。太いものから細いものまでありそれを見分けるのも楽しく、摘み取る作業も慣れればそれっぽくなってきて、フキを採るのがいちばん楽しかったです☺️
2-6. お昼ごはん
1番戻りたい瞬間がここ、山菜料理に溢れたお昼ごはんです…🤤
しかし、その前に大切なお昼ごはんづくり。
基本的には天ぷらにするものは水で泥などを落とします。クレソンは湯がいて、黒ずんでしまったところを除きます。いちばん大変だったのはフキです。採るのは楽しくてついたくさん採ろうとしてしまうのですが、下処理を思うとストッパーがかかります。なぜなら塩ですりお湯でゆがいたあとに、上と下両方からスジ取りをしなければならないからです。爪につまる灰汁と減らないフキ…。いい思い出です🤭
そしてお待ちかねのお昼ごはん✨✨
採りたて揚げたての天ぷら前に眼福です。
天ぷらは手前から、タケノコ、ヨモギ、アシタバ…と続いていくのですが、その脇にはチーズと合わせたタケノコにクレソンのおひたしが醤油とからしの2種類。
そして原っぱで顔なじみのたんぽぽやハルジオンはなんとかき揚げとして食卓にのぼりました!
思い出しても幸せです…♡
2-7. ふりかえり
最後のコンテンツはふりかえりです。2日間の土の根を振り返り、それぞれの想いをスケッチブックに表現します。字でも絵でも俳句でもよし。同じ経験をしていても、印象深かった内容や捉え方は様々なんだと感じながら聴いていました。笑顔で話すみんなの表情が素敵ですね。2日間本当にありがとう!
最後に
最後までご覧いただきありがとうございます。普段東京で生活する私にとって、道に生えている植物を食べることはもちろん、名前を知ることすらないものばかりでした。小説の『植物図鑑』の世界観に憧れて参加しましたが、読み返してこのイベントと重ね合わせたり、道で「あの植物って…」と考えたり、しっかり経験が身近な生活に活きているのを実感します😌
すでにmata-neの内容に関心のある方はもちろん、少しの興味がある方にとってはより素敵なきっかけになるのではないかと思います。笑顔が素敵で温かいだいちゃん、たんたん、トッポ、そして一緒に参加する新たな仲間たちと自分の「根っこ」を育てませんか?
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